2011年5月15日

自宅で論文を探してダウンロードする方法(東京大学の場合)

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大学院生ともなると、論文を読んだり飾っておいたりする機会が増えますが学校に極力行きたくない僕は学部の頃までほぼ家で論文を探してました

当然東大でも同じようにできるだろうと思って、その方法をいろいろな人に聞きましたが、殆どの人が「そんな方法は知らない」といいます

挙句には経済学図書館の頼りない職員の人に至っては「そんなことできない。論文は学校でしか見れない」と言ってました


そんなアホな、と思っていろいろ調べた結果....


普通に出来ました笑

なんでみんあ知らないんだ笑




というわけで、意外と知らない人もいるかも知れないので一応まとめておきます


1.東大のECCSアカウントを取る
東大のPCを使ったりするのにこのECCSのアカウントが必要です
本郷では講習会を受けると情報機関センターとかいうところで1週間くらいたったあとに発行されます

2.ECCSのページに行って学内ネットワークにアクセス
こちらのリンクの左側のカラムからSSL^VPN Gatewayで学内ネットワークに入ります
ちなみにこの時にネットワークに入るときに先程もらったアカウントをパスワードが必要になります


入るとこんな画面

これで大雑把に言えば学内でPCを使ってるのと同じ環境になります
ブラウザを閉じないよう注意してください

VPNに入っちゃえばこっちのもんであとは電子ジャーナルから理工系であればNatureやら社会科学系であればJSTORとかにアクセスして探せば行けます

例えばJSTORであれば去年ノーベル賞をとったPeter. A. Diamondの論文を落としたい時であれば



のView PDFからダウンロードをすれば一発です(まぁDiamondのはGoogle Scholarで普通に落とせましたが)


ちなみにGoogle Scholarと東大の図書館を連動させるにはScholar設定から図書館設定で"University of Tokyo"と打てば、find@UTというリンクが表示されます


でもなぜかVPNが一つのタブから機能しておらず、そのリンクから飛ぶとなぜかダウンロードリンクが表示されてません。謎...


まぁとはいえ、一応これで一安心


てか経済学図書館の職員のおかげでもう少しでわざわざ学校のPCに行かないと行けなくなるところでした


研究室の一人当りスペースが1/10くらいになっちゃったり、昼飯をゆっくり食べるところがなかったり、事務職員があれだったり、ぽかぽかの太陽のもと芝生に寝転んで幸せをできなくなったりと、いろいろあれですが、まぁこれでなんとかやってけそうです(いや、まぁ学校始まってまだ4日しかたってないけど普通にめっちゃ充実しとるけど笑)


というわけで知らなかった人は参考にしてみてください


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