2010年8月24日

読書項

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ぼくには尊敬する人が多い

多くは本を読んですごい人だなぁと思いすぐに尊敬してしまう

尊敬したとたんその人の行動から思考パターンまで、すべてをまねるのでときどきヘンなことをしでかすのですが、まぁ基本的には単純な性格なのでしょうがない


だからぼくの今の思考回路や行動パターンは本来のぼくのものなど0.1%もない気がする

そんな中でふと考えてみると、ぼくの尊敬する人には本を読む人が多い人に気づいた



成毛真さん、中田英寿、ビルゲイツ・・・


これ以外にも数え切れないほどいるがかなりの割合で当てはまるんではないかと思う

ナポレオンヒルなど成功者の法則とか偉そうなこと言っているが、これが成功者の共通項なんではないかとも思ってしまう(そもそも成功が何かということ自体よくわからないですが、まぁこれに関してはまたいつか書いてみます)



ちなみにぼくは小・中・高とちゃんとした本(かいけつゾロリとかじゃない本)実は2冊くらいしか本を読んでない(一つは「空想科学読本」でもう一つはあとに出てくる「フェルマーの最終定理」)

これはもう21歳にして人生最悪の失敗だったのではないかと思う

おそらく国語の授業が最悪につまらなかったためだと思うが、まぁあんなくだらない授業で読書が好きになる人なんていないと思うが


そしてとにかく読むのが遅かったし、きちんと読まないといけないという強迫観念にもにた考えがあったからかもしれないが、とにかく嫌いだった


読み始めたのは高校3年の3月

読んだ本というのは当時ルートKという進研ゼミの付録についてきた鎌田浩毅の「成功術 時間の戦略」という本なのだが、なにやら読書が大事とやたら書いてある



それなら、と京都の試験が終わった後、解放感から一冊ぐらい読んでみようかと思って読んでみたのがサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」



これが最高におもしろかった

てか過去問も一度も解いたことがなかった大学に後期で受かったのはこの本のおかげだ

受験15分前まで読んでいたが、フェルマーの最終定理にのってるような偉人たちに比べたらこんな問題解けないはずがないと思って解いていたら、解けてしまうんだから今までの勉強はなんだったのかと思ってしまった



結局それから読書が好きになっていった
皮肉にももう国語の授業をやることはないという状況になっって初めて読書が好きになった


だからもしこれを読んでいる中学生・高校生の方がいたら、ぜひ「本を読む」ってことは国語の授業みたいな苦行ではなく楽しい本を純粋に楽しむことなんだと感じてもらえたらいいと思います

おもしろければ読む、つまらなければ読まない

たしかに情報を得るために読む読書というものもあるし、それを否定するつもりはないしけど 本が嫌いな人にとってはもっと動機は楽しいものであるべき

もちろん部活や勉強、恋愛に忙しい中高生にとって本を読むくらいなら他のことをするという気持ちはよくわかるし、本が嫌いな人にとっては「本を読め」と言われるのが一番の苦痛(僕自身そうだったのでよくわかります笑)なので
いつか「あ、世の中には意外と面白い本もあるのだな」と気づいたときに読み始めるといいのではないでしょうか?



とはいうもの多くの人に比べぼくはまだ読書のどの字もわかっていないくらい青いので、少しは気のきいたことを言えるようになりたいなぁと思う今日この頃です

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