2010年9月24日

「30代のうちにしておきたい17のこと」

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「30代のうちにしておきたい17のこと」 本田健

評価:3.5





旅行中友達が読んでいたので読んでみた
なぜ30代の本を今読んでるのかは不明だが笑

最近文庫として刊行されたものらしいが20分ぐらいでさらりと読めた

目次
1 「すべてを手に入れることは不可能」だと知る
2 変えられることと、変えられないことの違いを知る
3 自分の勝ち(負け)パターンを知る
4 セルフイメージを定期的にチェックする
5 お金と真剣に向き合う
6 パートナーや子供を持つかどうか決める
7 自分の居場所を決める
8 両親とお別れをしておく
9 年齢の離れた友人を持つ
10  運を味方につける
11  自分のうちに潜むダークサイドを癒す
12  メンターから学び、教えを次にまわす
13  人脈を金脈に変える
14  才能のかけ算で勝負する
15  大好きなことを仕事にする
16  人生の目的を知る
17  自分のお葬式の弔辞を書いてみる


最近自己啓発本はめっきり読まなくなったが、本田健さんは「ユダヤ人大富豪の教え」の漫画版を読んだことがあったため意外と好きではある

しかし30代の人へ贈る書だけあって意外と現実的な事柄が多く書かれている

個人的には10の運の話と14の才能の話はなかなかおもしろかった

成功する人は自分の目標にずっと固執して成功した人と、目の前のことに集中した結果たまたま成功した人の2つのパターンがある、と書かれていたがこれはたしかにそうかもしれないと感じた


とはいえ、なにをもって成功とするかはこうした本をいくら読んでも書かれていなくて、そんなものは自分で探さなければならない

そこのところを勘違いしてこういった本さえ読んどけばいいというのは悲惨だろう


著者は「著者自身の成功」として、大切な人と大切な時間を過ごすこと、としていた

本文にも書かれているが、お金が重要な要素を占めるのは事実。 かといって肉体的・精神的苦痛を我慢してまでお金が大事かというのは疑問だと書かれている

そうした意味でも30代というのは自分の人生を決める最後のチャンスなのだろう
21才の僕にはまだ実感が沸かないが


こういった本には得てして著者の価値観を押しつけるような本が多くて、そういうのが嫌なためにあまり読むことも少ないのだが、その点本田健さんはよかった


ただやはり似たような話をどこかで聞いたことがる感は否めずこの評価に・・・


でも読んでいて結構無意識にやってることも多いなぁということも多かった

こういう本を読んで感動している分にはまだまだでここに書かれていることなら全部やってる、くらいになった時にこそこの本に感謝するときがくるのだろうと思う

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