評価:3.3
小説家でナチュラリストであるC.W.ニコルの自然をテーマにしたエッセイ
日本の自然に対して危惧しているようなテーマの章が多かった
そもそも日本人というのは得てして日本の自然はすばらしい、日本人は自然に対してよく理解している、と思いがち(実際僕にもそう思っていたところはある)だが、実際の現状はもはやその反対だということが読んでいて伝わってきた
これの初版が1990年で、もう20年経っているから状況がどうなっているのかわからないが、少なくとも20年前の段階でもこれほど日本の山が荒れていたというのは知らなかった
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