「八十日間世界一周(上・下)」 ヴェルヌ
評価:4.2
この作品の名前はもちろん知っていたが、作者がジュール・ヴェルヌとは知らなくて驚いた
さて、作品の感想だが、とにかくおもしろいに尽きる
全くレビューになっていないが、この作品に小難しい批評や感想は不要だろう
ただただおもしろく、ワクワクドキドキさせられた
主人公フィリアス・フォッグはある賭けをやる。その賭けとは80日で世界一周できることを証明すること
もし賭けに負けたら2万ポンド(5億円)を払う、という話である
今では、世界一周なんて飛行機を使えばすぐなのにと思うが当時は世界が狭くなったといっても飛行機がなかったのか、と改めて感じた
なぜならなんといってもこれが書かれたのは1873年だ
作中に日本の横浜もでてくるが、明治維新後で、開講して3年、人々がまだお歯黒して着物を着て歩いていることを考えると、よくそんな時代に世界一周を試みたものだと改めて驚いた
当然世界一周なので世界のいろいろな町の描写、しかも19世紀当時の町並みを知ることができてそういった意味でもおもしろかった
なにはともあれとりあえず読んでみることが大事だと思う
これをもとに作られた映画もあるとのことなので、今度は映画の方も観てみたい
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